2023年11月14日、15日
明賀屋本館まで車で入る。川岸露天風呂が特徴の温泉。曲がりくねった急な80段の階段を降りた先に3つの露天風呂がある。中央の風呂は人肌位の温度で長時間入っていられる。沢に向かって左側は少し岸側、右側と中央は沢に隣接している。沢と同じような目線で、流れを眺めながら入れる。いずれも混浴で濁り湯、自然の中の露天風呂といえる。帰りには80段の階段を登り返さなければならない。
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2023年1月18日~19日
女夫淵まで車(スタッドレスタイヤ)で入る。そこから先は一般車両は入れない。車の中で待っていると、左側の急傾斜の山腹をマイクロバスが2台降りて来た。加仁湯と八丁の湯のバスだ。しばらくすると、今度は日光市営バスが女夫淵に上がって来た。乗客は10人ほど、ほとんどは八丁の湯のバスに乗り込んだ。八丁の湯の方が人気があるのか?我々(といっても2名)は、加仁湯のバスに乗り込む。急傾斜の雪道をごろごろ音をたてながら登って行く。運転手は若い外国人、よくこんな所を登ってゆくもんだと、心配するやら感心するやら。30分程で加仁湯に到着。山奥ではあるが建物は頑丈そうで立派だ。山小屋ではなく山旅館という感じ。
玄関内左側の部屋にはシカや熊の剥製が並んでいる。受付を済ませ部屋に入り、早速風呂へ向かう。まずは、内湯で体を暖めて後、第二露天風呂へ。硫黄臭がする濁り湯であっ熱い。周りは雪景色、対岸には岩壁がそそり立っている。「利き湯 ロマンの湯」は、1人用でそれぞれ成分、温度が違う湯となっている。「奥鬼怒4号」(一番、あっあっ熱かったような)、「黄金の湯」(熱いがしばらくつかれる)、「岩の湯」、「ガケの湯」、「たけの湯」すべて堪能。第三露天風呂少々ぬるめ。夕食、朝食も山中にしては品数も多く、雪景色の中、朝露天風呂にもつかり満足。
2020年2月6日~7日
秘湯に行こうと、いくつかリストアップした中で、近くて秘湯感がありそうな那須の北温泉に決めて行った。
想像を遥かに超える秘湯感満載だった。那須湯本に車を置き、そこからタクシーで北温泉入口の駐車場まで入る。そこに温泉があるのかと思ったら甘かった。冷たい北風と雪煙の中、何と、急な雪の坂道を400メートほど歩いて下らなければならず、革靴で行った友人は途中で3回も転んだ。雪が付いた手は凍り付くほど冷たい。やっとのことで、温泉旅館の建物が見えて来た時にはほっとした。
江戸時代、明治時代、昭和時代の建物が合体した造りになっており、江戸時代の建物の部屋には炬燵しかないとのことで、暖房設備のある昭和時代の建物の部屋(梅の間)に入る。部屋数はかなりある。一段落したところで、まずは天狗の湯へ。脱衣所は隙間風も入り、冷えている体には超寒いが、湯は最高。源泉がとくとくと流れ込み、体の芯まで温まる。パイプで冷水も流しているので、熱すぎる場合には調整できる。3方向の壁には巨大な天狗のお面が設置されて、迫力感満載で見下ろしている。翌日朝には露天風呂の河原の湯にも入る。入るまでは寒いが、入ってしまえば、天気も良く最高の気分。
食事は亀の間で畳に座って食べる。本日の泊りは我々を含め4組で、台湾から来たというグループもいた。こんな寒い時期にこんな所によく来るもんだと感心する。この間の造りは、大黒柱、巨大な梁等、重厚感たっぷり。3.11の地震でもびくともしなかったそうだ。北温泉は、「テルマエ・ロマエ」のロケ地でもあり、関連の写真が飾ってあった。帳場のレトロ感、飾られている神仏、置かれている古い道具類等も相まって、神秘的で秘湯中の秘湯と言える。